花粉症歴30年、さまざまな対策をしたけど結局薬による対症療法に落ち着いた。
雲水さんは花粉症歴30年のベテランです。
花粉症には死ぬほど悩まされて生きてきました。
そんな雲水さんがたどり着いた花粉症対策の答えは、対症療法の薬を飲む、という、極めて普通の方法でした。
雲水さんの花粉症プロフィール
花粉症歴
花粉症歴30年
花粉症になったきっかけ
高校時代に突然なんの前触れもなく花粉症になりました。
アレルギー体質であったわけでもなく、病院では蓄積したものが突然発症するのできっかけがあったわけではないと言われました。
ただ今思えば生活内にストレスが多かった頃だったようにも思います。
アレルギーのもとはスギ花粉でした。
花粉症ピーク時の症状や困ったエピソード
花粉症ピークの頃は、くしゃみが止まらない、眼球を取り出してかきむしりたいくらい目がかゆくなるなど基本はかゆみでした。
そのため、勉強やスポーツに集中できないなど多くの弊害がありました。
いつも目の前に霧がかかったような感じで頭も重たく授業中も頭の中には、「痒い」という文字しか頭にありませんでした。
花粉症は死に至らないものですが、死にたいくらい辛かったのを記憶しています。
目は掻かないではいられなかったので、いつも粘膜が赤く腫れていました。
鼻の中もとてもかゆかったのでいつも鼻をこすっていて、鼻の下が赤くなってしまい思春期の私にとっては見た目も格好悪く、学校へ通うのが苦痛になるほどでした。
もちろん成績はそのため下がっていきましたが、親からはどうしてあげることもできないし・・・という具合であまりサポートもしてもらえませんでした。
当時は花粉症が爆発的に増えた時代で、まだ特効薬のようなものはあまりなかったからです。
雲水さんがこれまでに試した花粉症克服の方法
- 抗ヒスタミン薬を摂取する。
- 花粉症用の点眼薬をつける。
- 花粉症用のマスクを着用する。
- 外出から帰宅したら、家に入る前にブラシなどで洋服についているだろうと思われる花粉を払い落し、すぐに洗濯する。
- 特に自分の部屋の寝具などは外干しをしないようにして、なるべくクリーニングや乾燥機で乾かすようにする。なるべく部屋の窓を開けないようにして、外からの花粉の侵入を防いだり、掃除機をまめにかけたりして花粉の除去に心がける。
- ストレスも原因になることがあるので、瞑想したり、「痒い」という事実から意識を離れさせるように、他のことに集中できる何かを探して打ち込んだ。例えばピアノを弾く、ダンスをする、など。
- ホメオパシーやアロマなどで花粉症に効くと思われるものを試した。
- 鼻から水を吸って目の涙腺から水を出すという洗浄方法
雲水さんが試して花粉症克服に効果があった方法
1. 薬
即効性があったのは、抗ヒスタミン剤と点眼薬、そして点鼻薬です。
市販でも売っていましたが、私は病院へ行って処方してもらったものを使いました。
これは使用すれば必ず症状は軽くなりました。
ただ症状が全くなくなるということはありませんでした。
注意が必要なのは、抗ヒスタミン剤は眠気を誘うものがありますので、車の運転や勉強に差支えがあります。
その場合には眠気が副作用にないものを選んで使いました。
それから点鼻薬には微量のステロイドが入っているものもあるため、そのあたりは十分調べてから使用したほうがいいと思いました。
2.掃除や布団を外干ししないこと
部屋の掃除や布団を外に干さないなどの注意、又、帰宅してすぐに洋服を洗濯機に入れて洗ってしまうなどは、測れる効果ではありませんが、やらないよりは効果があったのではないかと思います。
基本的に寝具はクリーニングに出すようにしました。
花粉の時期には絶対に外干しはしませんでした。
親が誤って外干しをしてしまった日には、布団叩きで十分に花粉を落としてから使用するように注意していました。
3.マスク
マスクもしないよりはしたほうが良いですが、結局目から花粉が入ってしまい、鼻腔と目をつながっているため、大きな効果があったかどうかはわかりません。
通学や通勤時にマスクは使用するようにしていました。
4.ホメオパシー
ホメオパシーは点眼薬もあり、試してみましたが、効果は見られました。
ホメオパシーは副作用がないのが長所だと思います。
もし専門のホメオパスが近くにいるなら問診を受けてから購入したほうがより良いと思います。
問題点は保険がきかなのでやや高価であることです。
5.アロマ
アロマも多少効果がありました。
まずは、効果があるだろうと思いこんで使うのも大事だと思います。
使ったオイルはペパーミント、ティーツリー、ユーカリの3つです。
これらはお部屋で炊くと空気洗浄の効果があったり、熱いお湯に数滴たらして蒸気を吸い込むようにすると、すっきりします。
6.鼻洗浄
最後に、お医者さんからの勧めでしたが、鼻から水を吸い、目の涙腺から水を出すという洗浄方法は、難しい洗浄方法ですが、できたら効果はあります。
この方法では、粘膜についていると思われる花粉を洗い流すことができます。
喉もかゆくなるのでうがいと共に毎日帰宅したらやってみると良いと思います。
どれくらい効果があったのか?
症状はどの程度改善したか?
全ての方法において、症状が全くなくなるということはありませんでしたが、一番症状が軽減されたのは、点鼻薬、点眼薬、抗ヒスタミン剤です。
花粉症の症状をよくする方法はいろいろありますが、結局この方法が一番時間がかからなくて簡単なので、面倒なことをせずに症状を改善させることができる即効性のある方法でした。
ただ、副作用などのことを考えれば長期で使用するならホメオパシーやアロマなど自然派のものを使用するほうが良いように思いますし、布団の外干しを避ける、埃や花粉をまめに取り除く努力をする、クリーニングに出すなどは、物理的にも大変ですし、お金もかかります。
ただいろいろと試した結果、私の場合には、今は症状がだいぶおさまってきました。
これは住まいの場所が変わったからという可能性もあります。
すぎ花粉があまりない地域にたまたま引っ越すことができたので、症状は落ち着いています。
それでもやはり花粉の季節になると2週間くらいは鼻むずむずしたり目がかゆくなったりします。
花粉症の方にとっては、私自身もそうでしたが、ひどい症状が出ると藁にも縋るような気持ちになるものです。
何が一番効果があるかどうかは個人差もあると思いますし、その時にできる対策方法は経済的なことや時間的物理的なこともかかわってくるでしょう。
その時に必要なできることをするのが良いと思います。
花粉症克服、軽減にかかった日数
- 抗ヒスタミン剤(30分後くらいから効果が現れる)
- 花粉症用の点眼薬(点眼してすぐに効果が現れる)
- 花粉症用のマスクを着用する。(あまり効果はなかったがしないよりはよかった)
- 洋服についているだろうと思われる花粉を払い落し、すぐに洗濯する。(たぶん効果はあったと思う)
- 寝具をクリーニングや乾燥機で乾かすようにする。(即効性効果あり)
- 「痒い」という事実から意識を離れさせるように、他のことに集中する。例えばピアノを弾く、ダンスをする、など。(症状がひどいときはこれは効果なし。ただ普通の症状の時には意識を他に集中させることができれば効果あり。)
- ホメオパシーやアロマ(吸引はすぐに効果が現れる。室内でアロマを炊く場合にはしばらく時間がかかる)
- 鼻から水を吸って目の涙腺から水を出すという洗浄方法(洗ってすぐはすっきり効果があるが、外出してまた花粉がつけば同じ症状なのでやらないよりはやったほうが良い)
花粉症克服、軽減にかかった費用
全部で一万円くらい。その年による。
今花粉症に悩んでる人にアドバイス!
花粉症では死に至りませんが、ひどいときには死にたいくらい辛いというのが花粉症です。
ただ、部屋の中で痒い・・とうずくまっていないでいろいろなものを試してみましょう。
今はインターネットなどで多くの情報、体験談を得ることができます。
相談できる専門家もたくさんいます。
花粉症はアレルギーと共に現代病のトップに上がってきています。
私もいろいろ試してみてだんだん良くなってきましたので絶対に良くなります。
医学も進歩しています。
あきらめないで頑張りましょう。
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