花粉症の薬は副作用だらけ!?医者は花粉症薬を飲まない

花粉症の薬は副作用だらけ!?医者は花粉症薬を飲まない

花粉症の薬は副作用だらけ!?医者は花粉症薬を飲まない

粉症の薬は副作用があります。

 

代表的なのは眠気です。

 

 

でも眠気を催す抗ヒスタミン薬以外にも花粉症の薬は副作用がたくさんあると聞いたらどうしますか・・・?

 

この記事では、点鼻薬を含めた各花粉症薬の副作用を解説します。

花粉症薬 抗ヒスタミン薬の副作用

花粉症薬 抗ヒスタミン薬の副作用を挙げてみます。

 

  • 眠気
  • 集中力低下
  • 口の乾き
  • 便秘
  • 肌の乾燥
  • 排尿抑制
  • 涙抑制

 

 

ヒスタミンには血管拡張効果があり、花粉症の人が花粉を吸い込むと免疫細胞が活性化されてヒスタミンに作用し、血管拡張が起きて鼻水が出ます。

 

抗ヒスタミン剤はヒスタミンの働きを止めることで鼻水が出るのを防ぎます。

 

 

ただヒスタミン自体は悪い物ではなく、むしろいいもので脳を活性化する役割もあります。

 

だから抗ヒスタミン薬が血流に乗って脳にまで届いちゃうと眠気や集中力低下の原因になるのです。

 

 

また、抗ヒスタミン薬には抗コリン作用というものもあり、これはアセチルコリンという、副交感神経に関係する物質の働きを抑えてしまいます。

 

するとどうなるかというと、副交感神経が働きにくくなることで体がリラックスできなくなります。

 

 

すると唾液の分泌が悪くなったり、尿や便が出にくくなるなどの症状が起きます。

 

 

またアセチルコリンは脳では集中力や記憶力に関係しているため、抗コリン作用により眠くなったり、集中力が落ちたりします。

 

 

正直「鼻水・鼻づまり」「眠気・集中力低下、口の乾き、その他もろもろの副作用」を天秤にかけたら、私なら「鼻水・鼻づまり」の方がマシだと思ってしまう。

 

 

確かに、鼻水・鼻づまりはつらいけど眠くて作業に集中できないとか無理です。

 

まぁ鼻水・鼻づまりも集中力の妨げになるからどっちもどっちではありますけどね。

花粉症薬 ステロイド剤の副作用

花粉症が特に重症の人はステロイド注射を受ける人もいます。

 

ステロイド剤は強力な抗炎症効果があるけどその分副作用も大きいです。

 

  • 感染症(免疫力低下)
  • 副腎機能抑制
  • 肝機能障害
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • ホルモン異常
  • 皮膚障害
  • 糖尿病
  • むくみ

など

 

 

こういった重大な副作用があるため、ステロイド系の薬は副作用が起きないように量を抑えて処方されるのが普通です。

 

ステロイド剤は皮膚のケガなどに使うことはありますが、それは部分的だから上記のような副作用も起きにくいでしょう。

 

 

でも花粉症の治療法の1つのステロイド注射は全身に回ります。

 

だから副作用のリスクは大きいです。

 

 

点鼻薬ならまだいいですが基本的に注射はおすすめしません。

 

 

ただ、花粉症のアスリートはステロイド注射を使ってる人も多く、効き目は他の薬を寄せ付けないほど強力です。

 

信用できる医者の元で適切な量のステロイド注射を打ってもらうという条件付きなら、どうしても鼻水が出ると困るという状況の人がこれに頼るのはありだと思います。

花粉症薬 点鼻薬の副作用

副作用がないイメージがある点鼻薬、実はちゃんと副作用がありました。

 

 

  • 鼻粘膜異常
  • 高血圧
  • 脳出血

など

 

 

点鼻薬がどうやって鼻水を抑制するか。

 

血管収縮剤で欠陥を収縮することで抑制しますです。

 

 

鼻水が出るのは免疫細胞が血管を拡げて鼻水を出そうとするから。

 

なので血管を収縮すれば鼻水は出ない、というわけです。

 

 

でも血管を収縮させるのにはリスクがあります。

 

  • 血管を収縮しすぎた結果、鼻の粘膜が厚くなり、年中鼻づまりになる
  • 点鼻薬で鼻が通ることに快感を感じ、点鼻薬に常に依存してしまう

 

 

こんなことが起きてしまいます。

 

 

これが鼻だけならまだいいです。

 

でも使いすぎて身体中の血管「が収縮してしまうと転じて高血圧や脳出血のリスクまで出てくるというわけです。

 

 

あくまでこれは可能性の話であって使用上の注意にしたがって使えばそういった重大な病気にかかることはないはずです。

 

でも使いすぎるとそういう可能性もあり得ます。

 

 

そもそも鼻の血管が収縮するということは長い目で見たら鼻づまりを余計にひどくしてしまうことになります。

 

 

点鼻薬の効果はあくまで一時的。

 

ちょっと我慢すれば済むことなのに点鼻薬を使いすぎて年中鼻づまりにでもなったら元も子もないです。

 

 

眠くなるのが嫌だからって点鼻薬に頼る人も多いと思いますが、実は点鼻薬の副作用の方が全然怖いのです。

まとめ

  • 抗ヒスタミン薬の副作用は眠気、集中力低下、口の渇きなど
  • ステロイド剤の副作用はたくさんある
  • 点鼻薬の副作用は血管収縮剤による鼻粘膜異常、高血圧など

 

 

ちなみに副作用がないとか、少ないとか言われるレーザー治療や舌下免疫療法もデメリット多いのであまりおすすめしません。

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